いや、まさかね。 こんな人混みの中、私だって分かるわけ…… 「星祈!」 沢山のお客さんが見てる中、碧都に名前を呼ばれる。 「あ、碧都…」 私の前まで来て、碧都は足を止めた。 「星祈、どうかした?」 「あっ、えっと……」 ど、どうしよう…… 思わず、碧都の執事服姿を見に来ちゃったけど、近くで見るとますます、カッコよすぎて…… こんな執事がいるなら最高だろうな…。 「……っ、星祈、あんまり見られると恥ずかしいんだけど」