もしかして…… 碧都もドキドキしてるの? 碧都の顔が見たい…。 そう思った私は、チラっと少しだけ、後ろを振り向けば、ほんのり顔を赤くする碧都と至近距離で目が合って、 「……っ、前、見て」 そう言われ、私は、咄嗟に前を向いた。 「……っ」 碧都につられて、私の顔も赤く染まっていく…。 さっきの碧都の表情って…… 碧都も私に、ドキドキしてくれていた。 その事実が、すごく嬉しくて、緩む口元を隠しながら、バスに乗っていた。