君とみたあの夏の流星群。


「大丈夫ですよ。検査といってもそんな怖いものではありませんから」


笹木先生は、優しく微笑みながら言った。


まだ、少し緊張しながらも、笹木先生から簡単に検査についての説明を受けてから、さっそく、検査が行われた。


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全ての検査が終わったのは、午後15時を過ぎた頃。


待合室で待っていたお母さんも診察室に呼ばれ、笹木先生からの話を聞いていた。


「無事に検査も全て終了しましたので、体調も回復されてますし、七瀬さんは、一度、退院していただいて構いません」


「そうですか!良かったわね、星祈!」


「う、うん」


退院が出来れば、また、すぐ碧都に会える。そう、思うだけで、さっきまでの緊張も不安も無くなって、嬉しい気持ちが込み上げてくる。