【完】溺愛したいのは、キミだけ。

そしたら颯希にギュッと手首を押さえられて。


「俺のことしか考えられなくなればいいのに」


「んっ」


今度は首筋にキスが落ちてくる。


抵抗する間もなく、そのまま何度も首元にキスが降ってきて。


「……っん、や……っ」


もう心臓は破裂寸前。頭がクラクラしてくる。


ねぇ、こんな颯希知らないよ。どうしたらいいの。


だけどなぜだろう。いつもより男っぽく見える彼に、信じられなくらいドキドキしてしまっている自分がいて。


ダメ。もう、恥ずかしすぎてどうにかなりそう……。


――パチッ。


すると、その時突然パッと部屋の明かりがついた。


あれ?


もしかして、誰かブレーカー上げてくれたのかな?


なんて思ったのもつかの間。


――ガチャッ。