【完】溺愛したいのは、キミだけ。

その後、約束通り二人でゲームをして盛り上がり、気づいたときにはもう、夜の12時近い時間になっていた。


隣に座る美羽が眠そうに目こする。


「……なんかもう、眠くなってきちゃった」


「そろそろ帰れば? 美羽ん家の玄関まで送るよ」


「え、でも私、着替えとか全部持ってきちゃった」


「マジかよ」


最初から帰る気ねぇじゃん、それ。


「だから、今日も泊まってもいい?」


上目づかいで聞かれて、一気に心拍数が上がる。


こいつ、すげぇこと言ってるって分かってんのかな。


男の部屋に泊まるって、どういうことかわかってんの?


いつまで美羽は子供の頃の感覚のままなんだろ。