【完】溺愛したいのは、キミだけ。

「……っ、つくればいいとか簡単に言うなよな。っていうか俺に彼女できないの、美羽のせいだし」


そう言って、急に目線をそらした颯希。


「え? なんで私のせいなの?」


どういう意味? よく分からないんだけど。


「とにかく、彼氏欲しいからって適当に変な奴と付き合ったりしたらダメだからな!」


なんて、説教するみたいに言ってくる颯希は相変わらずで、まるで保護者みたい。


「わかってるよ。ちゃんと相手は選ぶもん」


私はそう答えると、そのままゴロンとベッドに寝転がった。


するとすかさず颯希がツッコんでくる。


「おーい。ここ、俺のベッドなんですけど」


「ふふ。だって、颯希のベッド寝心地いいんだもん」