私の話を聞いた途端、たまげたように大声をあげた美羽。
「ウソでしょー! なにそれ、好きな子って本当なの!?」
「うん」
「それって、コトちゃんのことじゃなくて?」
「ううん、違うと思う。だって玲くん、その子と知り合ったのは1年前で、一目惚れしてそれからずっと気になってるんだって言ってたから。私と玲くんが知り合ったのは、最近だし……」
そう。だから、私のことではないと思うんだ。
「え~っ、マジで? 一目惚れ? なんで急にそんな話……」
「私が『好きな子いるの?』って聞いたら、『いるよ』って言われて、それでその子のことを教えてくれて。それなのに、花火大会一緒に行こうなんて、変だよね?」
「た、たしかに……。じゃあなに、もしかして実は優柔不断で、その子とコトちゃんどっちも好きとか、そういう系?」
美羽の言葉に、思わず眉をひそめる。
「ウソでしょー! なにそれ、好きな子って本当なの!?」
「うん」
「それって、コトちゃんのことじゃなくて?」
「ううん、違うと思う。だって玲くん、その子と知り合ったのは1年前で、一目惚れしてそれからずっと気になってるんだって言ってたから。私と玲くんが知り合ったのは、最近だし……」
そう。だから、私のことではないと思うんだ。
「え~っ、マジで? 一目惚れ? なんで急にそんな話……」
「私が『好きな子いるの?』って聞いたら、『いるよ』って言われて、それでその子のことを教えてくれて。それなのに、花火大会一緒に行こうなんて、変だよね?」
「た、たしかに……。じゃあなに、もしかして実は優柔不断で、その子とコトちゃんどっちも好きとか、そういう系?」
美羽の言葉に、思わず眉をひそめる。



