目を輝かせてお礼を言ったら、玲くんがクスッと笑う。
「まぁね。俺も楽しみにしてたし」
――ドキン。
そうなんだ。楽しみにしてたの、私だけじゃなかったんだ。
玲くんもそう思っててくれたなんて、嬉しいな。
「いこっか」
「うんっ」
うなずくと、その瞬間私の左手に彼の右手が触れて、なぜかそのままギュッと握られる。
……えっ?
驚いて彼を見上げたら、玲くんは前を向いたままボソッと呟いた。
「はぐれたら困るから、手繋いでて」
「あ……うん」
ど、どうしよう。玲くんと手繋いじゃった。
なんかこれじゃまるで、彼氏みたい……。
玲くんの手は私よりひとまわり以上大きくて、ゴツゴツしていて、いかにも男の子の手って感じでなんだかドキドキする。
そのまま彼に手を引かれ、二人で映画館の入っているショッピングモールに向かって歩き出した。
.
*
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「まぁね。俺も楽しみにしてたし」
――ドキン。
そうなんだ。楽しみにしてたの、私だけじゃなかったんだ。
玲くんもそう思っててくれたなんて、嬉しいな。
「いこっか」
「うんっ」
うなずくと、その瞬間私の左手に彼の右手が触れて、なぜかそのままギュッと握られる。
……えっ?
驚いて彼を見上げたら、玲くんは前を向いたままボソッと呟いた。
「はぐれたら困るから、手繋いでて」
「あ……うん」
ど、どうしよう。玲くんと手繋いじゃった。
なんかこれじゃまるで、彼氏みたい……。
玲くんの手は私よりひとまわり以上大きくて、ゴツゴツしていて、いかにも男の子の手って感じでなんだかドキドキする。
そのまま彼に手を引かれ、二人で映画館の入っているショッピングモールに向かって歩き出した。
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