【完】溺愛したいのは、キミだけ。

私がそう話すと、沙穂ちゃんはまたニヤッと笑って。


「そうなんだ~、さすが、美少女三姉妹だけあって、みんなリア充だね~。そこに神城くんも連れていけたらいいのにね」


「ま、まさかっ。さすがにそれはないよっ」


「でも、夏休み入ったらあんま会えなくなっちゃうじゃん」


そう言われて、ハッとする。


たしかに、夏休みに入ったら、しばらく玲くんとは会えないよね。それはちょっと寂しいかも……。


って、なんで寂しいとか思ってるんだろう、私。


男の子に対してそんなこと思うなんて、一体どうしちゃったのかな。


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