【完】溺愛したいのは、キミだけ。

彼はそう言うとさっそくネクタイを外し、シャツのボタンをプチプチと外し始めた。


その姿を意味もなくボーっと見つめていた私。


気が付いたら、上半身裸になった神城くんが目の前にいて……。


ギョッとして目を丸くする。


「キャーッ!!」


ど、どうしようっ。男の子の裸見ちゃった!


思わず悲鳴をあげたら、神城くんが眉をひそめながら言った。


「いや、見たくなかったら後ろ向いててくれていいんだけど」


「す、すいませんでしたっ!」


慌てて後ろを向く私。


あわわ、どうしよう……。なんてセクシーで色気たっぷりなの!


心臓がますますドキドキとうるさい。


これは、神城くんがイケメンだからなのか、私が男の子に免疫がなさすぎるからなのか……。


それにしてもやっぱり、似てる。声が。


喋るたびに耳が反応しちゃうよ……。