頭の中は“?”だらけで、凌に聞くと、凌は少し悩む素振りを見せてから口を開いた。
「んー、と…あのままあそこにいたら佳世、襲われてたよ?」
「お、襲わっ!!!!?」
カァッと頬が熱くなる。
だって、さっきのは堤君と話してただけだし……!!!
そりゃ、少し顔が近いな、とは思ったけど…まつ毛を取ろうとしてただけって言ってたし。
「うん。あの謙吾の顔はそうだった」
「絶対ないって!大丈夫っ」
私が堤君をかばう発言をすると、凌は目を丸くした。
「佳世…あんた、謙吾を好き、とか?」
「……へ?」
「だって今のは、そうでしょ」
「や、違う違う!そりゃ、嫌いじゃないけど」
好き、とかじゃないと思う。
だって、堤君を見てもドキドキとかしないし。
それより、なんか楽しくてワクワクって感じがする。
「えー」
「そ、そんなことより!凌、朝はどうしたの?」
納得のいかなそうな凌から話をはぐらかすため、無理矢理話題を違う方向へ持っていく。
その瞬間、凌の表情が少し固まった。
「んー、と…あのままあそこにいたら佳世、襲われてたよ?」
「お、襲わっ!!!!?」
カァッと頬が熱くなる。
だって、さっきのは堤君と話してただけだし……!!!
そりゃ、少し顔が近いな、とは思ったけど…まつ毛を取ろうとしてただけって言ってたし。
「うん。あの謙吾の顔はそうだった」
「絶対ないって!大丈夫っ」
私が堤君をかばう発言をすると、凌は目を丸くした。
「佳世…あんた、謙吾を好き、とか?」
「……へ?」
「だって今のは、そうでしょ」
「や、違う違う!そりゃ、嫌いじゃないけど」
好き、とかじゃないと思う。
だって、堤君を見てもドキドキとかしないし。
それより、なんか楽しくてワクワクって感じがする。
「えー」
「そ、そんなことより!凌、朝はどうしたの?」
納得のいかなそうな凌から話をはぐらかすため、無理矢理話題を違う方向へ持っていく。
その瞬間、凌の表情が少し固まった。