じれったい恋愛…~運命の人に気づくまで~



帰り道。私はバイト先へと向かっていた。

すると後ろから、声をかけられた。



『ねぇ、君!』


『あ、天笠先輩!』


『ありがとね!君のおかげで今日は学校に久々に行けたよ!』


『良かったですね。
これからは誰かに言われなくてもちゃんと学校に行ってくださいね!』


『え、無理!
もう明日は行きたくないって思うもん』


『はぁ?何でそうなるんですか!

ちゃんと行った方がいいですよ!』


『じゃあ、毎日、君が来てほしい!って言ってくれたら行くかも』


『もう~!ふざけないでください!』


『ごめん、ごめん!

でもさ~、楽しくないんだもん!

何か楽しいことでもあれば行く気になるんだろうけどさ~』


『行ってるうちに楽しくなるかもしれないじゃないですか!

少しでも楽しいこと見つけて、自分でも努力してください!』


『君に言われると何か、説得力あるな…。


君って、まだ名前聞いてなかったよね?

名前教えて!』



『緑川です!』


『下の名前は?』


『え?言わなくちゃいけないですか?』

『陽子です』



『ふーん、皆からはなんて呼ばれてるの?あだ名は?』


『みっちゃん、って呼ばれてます』