『けんちゃん…、大好きだよ!
これからは、もっともっと好きになるから。
今まで長く待たせちゃった分、たくさん一緒に過ごそうね!』


彼は私を強く、そして優しく抱きしめた。


『陽子…。 ありがとう!
俺もこれからもっともっと、陽子のこと、好きになるから。
俺から離れないで。どこにも、誰のところにも行くなよ!』


『うん…』


私たちは抱きしめ合って、これからもずっと一緒にいよう!と誓った。