『陽子は、1年の頃からモテてたでしょ?
告白しようと思うと他のヤツが告白して…。
それに陽子には他に好きな人がいる事も分かってたから、告白もできなくてさ…。

でも、今は陽子が現実に僕の隣に彼女としているんだって思うと、幸せだなぁって思う』



『…けんちゃん…。
長い間、ずっと私を想っていてくれてありがとう!
ずっと待たせて、ごめんね』


『ううん、今こうして、大好きな陽子といられてるから幸せだよ』


照れながら、こんな優しくて甘い言葉をくれるんだ。