じれったい恋愛…~運命の人に気づくまで~


そう思ったのも束の間だった……。


休日明けの帰り道。またもや隆君と帰っていた。


『ねぇ、手、繋ぎたい』


拒否する私。


『この間は、僕の手、握ってくれたじゃん!』


『あ、あれはふらつく私を支えてくれる隆君の手を掴ませてもらっただけじゃん!
わざわざ手を繋いだ訳じゃないし!』


『ねぇ、お願い!手、繋がせて!』


『いや!』


『じゃあ、キスさせて!』


『はぁ?なに言ってんの?やめて!』


『じゃあ、手、繋がせて!』


『だから嫌だって!』


『じゃあ、どっちか選んで!
手を繋ぐか、キスするか!』


『はぁ?何その選択肢!
どっちもイヤだ!』


こんな事が毎回のように続く。