カリッカリッ!
聞こえる音と私のくわえたものが動く気配。
ハッとして目を開けると、目の前には隆君の顔。
隆君はよくあるベタなキスをしようとしていたのだ。
慌てて口を離した。
お菓子は隆君の口へと渡った。
『もう~!何するの』
『ごめん、こうしたらみっちゃんにキスできるかなぁと思って…(笑)』
『もう~!やめてよ!こんな事するなら私、帰る!』
『ごめん、ごめん。悪かった!
もうしないから。許して!』
謝る隆君に免じて、帰らずここにいる事にした。
『みっちゃんは素直だから、ちゃんと言った通りしてくれるんだもん。面白いよ(笑)』
『もう~!バカにしてる?』
『バカになんてしてないよ!そういうところも、好きなんだ!可愛い!』
そんな風に、ちょっとバカにされた感じで、和やかになった雰囲気。

