それぞれの教室にそれぞれ荷物を取りに行く。
隆君のクラスには、結果を聞くために待っていた岩山君とその彼女がいたらしい。
いくつも隔てた遠い教室から、歓声が上がっていた。
私はため息をつきながら、荷物をまとめる。
今回のこの事は、りこちゃんに事後報告になってしまった。
何故なら、昨日のバイト中、ずっとモヤモヤと考えていたことを急に実行に移してしまったから。
昨日、話があるとメモを渡したことは今日、りこちゃんに伝えた。
あまりいい顔されなかった。
そうだよね。
でも、私、すごく苦しいんだ、りこちゃん。
他にどうすればいいのか、方法が見つからなかったんだ。
だから、ごめん、許して!

