『うん、わかんない…』
『う~ん…。わかんないなら、まぁ、いいよ…』
『え?よくない』
『もう、わかんないなら、いいの!』
そういう彼は、いつかのように、腕で口を隠すように私から目をそらして席へ戻ってしまった。
今のは何?どういうこと?
ちゃんと理由を教えてくれたらいいのに…。
まさか、私に好意がある、なんて、違うよね…?
もどかしい。
もし、もしも、中島君が私を想ってくれてるなら、私に想いを伝えてほしい。
そしたら、私は誰に遠慮することなく、あなたの胸に飛び込んでいけるのに…。
こんな想いが私の心に入り込んで占領し始める。
告白してくれたら、いいな。
明らかに私の気持ちは、中島君に傾いていた。
でも、私の中には天使と悪魔がいるかのように、2つの思いがケンカしていた。
゛ダメ!好きになっちゃダメ。
好きになったらまた、片思いで終わっちゃう。゛
゛でも、好きになりそう。
思いきって、自分の気持ちを意思表示する?
思いきって甘えてみれば? ゛
この2つの思いがケンカする。
どうしたらいいの?

