『みっちゃん、さっきの人、知り合い?』
『はい、先輩です』
『あれ?もしかしてみっちゃんの好きな?』
『はい!』
『何だ、あの人が…。何?みっちゃんに会いに来た?』
『いや、そういう訳じゃないと思うけど…』
『何か、優しそうな人だったね』
『はい!すご~く優しい人です!』
『ふっ、メロメロだな(笑)』
そう言われて、窓ガラスに映った自分を見てみる。
確かに、今の私の顔は、きっと誰が見てもデレデレとだらしない顔だと思う。
せっかくのあの決意が、また崩れてしまった。
私が先輩を思い出に変えて、前へ進める日はいつ来るのだろう…。

