じれったい恋愛…~運命の人に気づくまで~


『言った通り、ちょっと多めだよ!
サービスねっ!』


そう、小声で耳打ちすると彼は笑顔で、

『ありがと!』

と言った。



『今日は何時まで?バイト』


『今日は10時まで』


『そっか~遅くまで頑張るね。

でも、帰りが心配だな…。ひとりで帰るの?』


『うん、そう!
でも、大丈夫だよ。いつも帰ってるから(笑)』


『でも、女の子が夜遅くに1人は危ないでしょ?』


『大丈夫だよ~!心配してくれてありがとう!


ゆっくり食べてね。コーヒーもポテトも熱いから火傷しないように気を付けてね!』


こんな風に心配してくれる中島君。

優しい人だな。心配してくれて、何だか嬉しかった。

きっと彼にとっては特別な事を言ったわけではないのかもしれない。

でも、私はその優しさがとっても嬉しかった。