*
ーー気持ちよかった……。
このままシーツの上で溶けてしまうんじゃないかと錯覚するほど、彼とのセックスは快感そのものだった。
何度も胸を上下させて荒い呼吸を繰り返す。
私の隣りへ寝転び、或叶さんは頬に張り付いた私の髪をそっと耳に掛けてくれる。そのままヨシヨシと頭を撫でられた。
「このぐらい好きだよ、朱音のこと」
「よく……、分かりました」
フッと目尻を緩ませて、或叶さんが微笑を浮かべる。
「ねぇ、或叶さん」
「うん?」
「私と結婚を前提にしたお付き合いがしたいって、前に言ってたよね?」
「……うん。そうだね」
「じゃあ……結婚しましょ?」
「え……」
彼は私の瞳を覗き込み、暫し無言になった。
「い、良いの?」
「私の事、ここまで本気にさせておいて……逃げたら承知しないんだから」
ある種、束縛かと思ったが。そう言わずにはいられなかった。
少し強い口調で睨み上げると、或叶さんは眉を下げてハハッと笑う。
「たまらないな、朱音は。可愛くて仕方ない」
またおでこにキスをされてリップ音が鳴る。
「それじゃあ、早速明日から準備に取り掛かろう」
或叶さんは私の頭に腕を回し、腕枕をした状態で天井を見上げた。
「まずは婚約指輪を選びに行って、両家の挨拶も済ませて……式は和か洋のどっちにするかも決めないと。
ああ、あと、日取りとか結納はどうしよう……新居も決めなければいけないし」
ーー気持ちよかった……。
このままシーツの上で溶けてしまうんじゃないかと錯覚するほど、彼とのセックスは快感そのものだった。
何度も胸を上下させて荒い呼吸を繰り返す。
私の隣りへ寝転び、或叶さんは頬に張り付いた私の髪をそっと耳に掛けてくれる。そのままヨシヨシと頭を撫でられた。
「このぐらい好きだよ、朱音のこと」
「よく……、分かりました」
フッと目尻を緩ませて、或叶さんが微笑を浮かべる。
「ねぇ、或叶さん」
「うん?」
「私と結婚を前提にしたお付き合いがしたいって、前に言ってたよね?」
「……うん。そうだね」
「じゃあ……結婚しましょ?」
「え……」
彼は私の瞳を覗き込み、暫し無言になった。
「い、良いの?」
「私の事、ここまで本気にさせておいて……逃げたら承知しないんだから」
ある種、束縛かと思ったが。そう言わずにはいられなかった。
少し強い口調で睨み上げると、或叶さんは眉を下げてハハッと笑う。
「たまらないな、朱音は。可愛くて仕方ない」
またおでこにキスをされてリップ音が鳴る。
「それじゃあ、早速明日から準備に取り掛かろう」
或叶さんは私の頭に腕を回し、腕枕をした状態で天井を見上げた。
「まずは婚約指輪を選びに行って、両家の挨拶も済ませて……式は和か洋のどっちにするかも決めないと。
ああ、あと、日取りとか結納はどうしよう……新居も決めなければいけないし」



