ノアは一日が終わり寮のソファーに座り息を吐いた




ノア（今日は驚いたな、まさかロイが時魔法のこと他人がいる前でいうなんてなぁ）




ノアは今日の自己紹介について考えていた。これまでロイは得意分野を時魔法と似る次元魔法だと他人には言っていたのに今日は大勢の前で時魔法のことを言ったことはノアにしたら不自然かつ不用心なことだった




同時刻




リアムはロイの部屋の前にいた




コンコンッ　　　　がちゃ





リアムが数回ドアをたたくとロイが出てきた





リアム「やあ、ロイ。ちょっと部屋に入れて」




ロイはおだやかにみえて有無を言わせないリアムのいいように頷き部屋に入れた
ソファーに座るとロイはリアムに問いかけた





ロイ「どうした」




リアム「最近ロイ何かおかしいよ」




リアムは諫めるようにしかしどこか心配したような口ぶりで言った。きっとこれはリアム以外の仲間も思っていることなのだろう。



ロイ「、あぁ、それは自分でもわかってる」



リアム「それはレイアちゃんにかかわること？」




ロイのハッキリとしない言動にリアムは眉をひそめた。そしてレイラへの反応や最近の態度からリアムはロイにそれを指摘した。




リアムの口からレイラという単語を聞くとロイはピクリと眉を動かした