思い出と未練と

例年よりも少し肌寒さを残した5月の末

2人で鎌倉にきていた。


大仏を見たり神社でおみくじを引いたり

食べ歩きをして満喫していた。


私はあらかじめ食べたいものを調べていて

裕稀は笑いながらそれについてきてくれた。


まだ食べるの?

なんて笑われたりもした。


引いたおみくじの結果はお互い微妙で、それもまたおかしくて笑った。


けれどそこには意味深なことも書いてあって


「待ち望んだ瞬間が来るかもしれません。
しかしその瞬間、もう一度自分の胸に問いかけることになるでしょう」


おみくじの結果なんていつも気休めにしかならないから、なんて気にしないでいた。