施設案内や日程確認した後、すぐにお昼を取って練習の為、一同は食堂施設に向かう。
「未茉ちゃ…」
と早速翔真は一緒に食べようと未茉を呼び止めようとするも、むんずと後ろから服を引っ張られ、

「お前は俺の隣だ。」

「う・・マイクさん・・」
ずずっと引きづられながら、強制的にマイクの隣に無理矢理座らされ、
「あーっここの宿舎の飯はうまいなぁ~!!なぁ?翔真?」
口いっぱいにご飯を頬張るマイクを見て

「食欲失せる・・・。」
「なんだとっ!こらぁ翔真ぁ!!」


「たっくみさぁーんっ!!」
「静香ちゃん。」
「隣よろしゅーですかっ!?」
ウキウキと胸を弾ませた静香は早速、匠の隣をぶんどって腰かける。

「どうぞ。未茉とは相変わらず仲良しなんだね。」
「そや。でもそれが匠さんを苦しめてるとは知らんなかったですわ。ほんま、うちってこう見えて鈍いとこがあんねん。せやけどもうそーゆーの取り払ってこー思うてますねん!!」

「・・・??」
きゃきゃっと妙なテンションに噛み合わない静香に匠は首を傾げていた。