TIPOFF!! #LOVE AUTUMN







「マジかよ・・・」

冷や汗が流れたその時、
「!!」
ブオォォーンッと背後遠くから車のエンジン音が聞こえてきたので、
「すいませぇーーんっ!!!!」
ぶんぶんと両手を振りジャンプをしながら車道に勢いよく飛び出し、

「うわぁっ!!」
急に目の前に飛び出してきた未茉を避けようと運転手は思いっきりハンドルをきり、
キキキキィーーッ!!!と急ブレーキ音を立てて車は急停止した。


「おっかねー!」
未茉が車を見ながら言うと、
「そりゃこっちのセリフよ!!!!」
焦って窓を開けた運転手に怒られると、

「おばさんっ!ごめんっ!!道に迷っちゃってさぁー!」
「おば・・・?!」
推定40代と見られるおばさんは不躾な未茉の態度に突き放すような冷めた目で、開けていた窓を静かに閉めてく・・・

「あぁっ!!待て待ておば・・じゃない!!奥さまっいやっ!!お姉様ぁあっ!!」
すがりつくように閉まってく窓にガシッ!!と手をかけると、

「あらぁ、なにかしらぁ?」
急にころっと態度を変えた。
(このホラ吹きババアめ・・・。)とひきつり思いつつも、
「ねぇっ!この辺に合宿所みたいなとこがあると思うんだけど連れてってくれない?!」
「合宿所ぉ?!聞いたことないわよ。」
「えー?!バスケとかやる場所!!」