「むっ!!なんやっ!!!未茉その男は!?」
着替えに遅れ今やって来た静香がドスドスと音を立ててやってくる。
「おう静香」と言いかける間もなく、
じーーっと不破の顔面をよく見て、
「合格や!!!」
と、大きな声で太鼓判を押した。
「「は?」」
一同は目をぱちくりさせて唖然としてると、
「うちの男として合格や!言うとるんや!!!」
「「え・・・・。」」
「なんや、未茉。うちが匠さんのことで元気ない思うて罪滅ぼしでこの男を用意してくれたんやろ?」
「あ?!元気ないって誰が…」
がっちりと未茉の肩を組み、ヒソっと耳元で
「さすが親友やで。せやな、湊にあんなおっぴろげに告白されて自分だけ幸せになるゆーのはな、そうやな、確かに心苦しかろ!!」
「はぁ???」
「まぁ、身長もうちより高くて、顔もまずまずで、問題はプレーやけどな!!がっはははっ!」
人差し指であごくいをして、入念に不破の顔を隅々まで見てチェックし、
「まっ早速うちの男に相応しいかどうかお手並み拝見してやるで!!!」
仁王立ちになって高らかに笑う静香に、
「脳ミソ軽いバカ女って静香自分のことじゃねーの・・・」
「間違いないな。」
田島と石井は呆れながら呟いた。
「おい!!白石!!!なんなんだこのブッ…」
もがっ!!!とららは不破の言いかけた口を両手で塞がれたのであった・・・。



