「キタ・ロードshow?怪しい奴らの行列はここか。」
のれんを見上げると模擬店の中でも一番の行列を作って並んでいた。

「うちのマネージャーの作った三ツ星パン販売中だぜー!!!」
そこにはルリちゃん衣装で、イチゴメロンパンを頬張りながら宣伝する未茉の姿に、

「むむむっ!!ルリちゃん萌えぇっっ!!」
「Twitterで見ましたぞ!リアルルリちゃんがいるって!彼女ですかぁ!?」
外部から噂を嗅ぎ付けやってきた鼻息の荒いオタク達の集団と、

「なにこのパン!!めっちゃうまっ!!」
「めっちゃ映える!」
「すみませーん!!パンくださーい!!」
その味の評判と写真映えする可愛いパンに長蛇の列が並んでいて、大盛況でフル回転する調理部員達に、未茉もお手伝いをしていた。


「あなたのオーラ見ます…」

中でも抽選で当たった人は、キタローのオーラの泉に招待され・・・・

「「きゃぁあああっ怖っ!!」」
「でも当たる!!」
「こわっ!!」
一部賑わいを見せている・・。

「あのオカルトマネージャーが作ったパンなのかこれ・・・?」
「おう!健兄も食ってみろよ!上手くて感動するぜ。」
「クセ強すぎだろ・・」