「はんっ!なんやなんや。すっかりデキる彼女気取りやな。」
「・・・なんですって!?」
ピキッ・・と明らかに分かりやすい亀裂が再びユリと静香の間に入った。
「未茉より顔もスタイルもいいあんたを湊がなんで振って未茉を選んだのかよう分かったわ!」
「ん・・・?」
なんだか軽くディスられてるような気がした未茉だったが、気にしなかった。
「どういう意味よそれっ!!」
「そのまんまやないか!!未茉には健さんがお似合いや思うて湊には、あんたとうまいこと引っ付いてもらおう思うたけど、湊が気の毒に思うたわ!!」
「なんで静香にそんなこと言われなきゃいけないのよ!!」
「あんたみたいな空気読めないでしゃばり女は絶対モテへんで!!」
「はぁ!?その言葉そのまま返すわよ!!!」
火花を散らして二人がバチバチと目の色変えて言い合っていると、
「あっ!翔真達ー!お疲れぇー!!」
クラスに戻ってきたキタローとBIG3に未茉はは大きく手を振った。
「あれ、未茉ちゃん。」
翔真は驚いたように未茉を見た。
「なんだよ白石!来るなら連絡しろよ!危うく教室戻らず帰るとこだったぜ。」
結城も驚きながら荷物を運んでると、
「さっきお前に電話して終わったら行くって言ったじゃん!ユリ伝えてくんなかったの?」
ユリの方を見て言うと、彼女は別の意味で顔色を曇らせた。
「…俺に電話?」
心当たりのない翔真は訳がわからず聞き返した。



