「投げ出してなんか…」
「泣きべそかいたやろ!?翔真がいなきゃできへんいうて!!逃げ出したんはどこのドイツやっ!?」
「なっ…!!!」
「翔真はー?」
言いあいをしている横で未茉は教室を見渡してBIG3を探すもいないので男子達に尋ねる。
「今ちょうど中庭に荷物取りに行ってるよ。」
「そーなんだ!あっ!!そうだ差し入れ買ってきたぜ!!みんなで食おーよ!!」
未茉はコンビニで買ったお菓子とジュースを差し出すも、
「さっき私も買ってきたんだ。北君もお握りくれたし、だから結構お腹いっぱいかも。」
ユリにそう言われて辺りを見渡すとお菓子やジュースがあっちこっちに散乱していた。
「おお!ユリ気が利くじゃん!」
と未茉は誉めると、男子達も頷いて、
「そうなんだよ。前園さんが女子達の衣裳も手伝って上手に縫ってくれて完成させてくれて。」
「マジか!?じゃあお前、これ縫ってくれよ!!」
未茉はルリちゃん人形を取り出すと、
「え・・これこの前のぬいぐるみよね?なんでこんな有り様になっちゃったのよ・・・」



