TIPOFF!! #LOVE AUTUMN





「興奮って…ちょっと待てよなに」
必然的に胸元の下着が露になると、
「ふーん。なんだ。意外に可愛い下着つけてんじゃん。」
顔色一つ変えずまじまじと未茉の淡いピンクの可愛らしい下着を見物するかのように視線を落とすと、

「あっ?!ママが下着をバカみたいに買い込んでくんだよ!!ここ最近はひでぇー量をなっ!」

「ははっ!想像つくなっ!!お前平気でスポブラとかつけてそーだしな!しかもだっせーの!!」
「なんだっていいんだよ!!下着なんかよ!」
「いやぁ~。雅代さん誰を想像して下着買い揃えてんだろうなぁ…」
好きな子の親が誰を応援しているのか気になるとこだったが…

急に真面目な表情をした健の手が未茉の片胸をすっぽりと覆うように優しく触れ、滑らすように背中に手を回すと、

ビクッ…とした未茉の反応を彼の鋭い目は見逃さなかった。


「さぁ、一時間で終わるかな?」

耳元で響く、動揺を誘う意地悪な低い声がフッと笑う吐息すら近すぎる。

「たけ…!?」
驚く間もなく、鎖骨からそっと伝うように健の唇が未茉の首筋へとなだらかにあと引くように滑らしていく。
自分の肌に愛しそうにキスを落としてむず痒くなるこれは・・・

「っ…!!?」
これがどういうことだか、頭の中で考えた瞬間、真っ白になった。


(スッ・・・スケベだ・・・!!)

これはこれはよくテレビドラマで俳優と女優が裸でベッドでいちゃいちゃと体を絡ませるアレだ!!!

口を開けて真っ赤な顔をする未茉の目を
『未茉ちゃんにはまだ早いのぉ~♡』そう言ってママの手によって視界が塞がれてしまうアレだ・・・

自分の置かれている状況をチラッと確認する。
ベッドの上、胸に埋める男の頭。

・・・・ゴクッ
生唾を飲み込みながらいつもママの指の隙間から見てたアレだっ!!!
脳裏に過る強烈なアレ!!
和希の部屋から出てくる雑誌のアレ!!
スケベだ!!!
あんあんっ言うアレだ!!!