TIPOFF!! #LOVE AUTUMN





「マジごめんっ!!!白石!!!!」

三上からの電話に呼ばれ学校の教室に行くと、結城が床に頭をつけて土下座して謝ってる。

「おー。お前はもっといい女選べよな。あたしのよーな!」

教壇に膝を組んで座り髪をファサッ…とかきあげいい女を気取りながら未茉は注意すると、

ムカッ・・・
上から偉そうに言う未茉に、内心結城は怒りをこらえながらも、
「マジ本当に悪かった…謝っても謝りきれねぇ…」
友人であり、女の顔に傷つけてしまったことに結城も深く自分を責め申し訳ない気持ちでいっぱいになった。

「謝ってすむもんじゃない!!無関係なのに白石の顔を傷つけるなんて。痕でも残ったらどう責任取るんだ。」

翔真が一番怒っているのかと思いきや、一番深く怒っているのはキタローで、きつく怒鳴り結城を責めつづけていた。
「それは…」
「お前のそのおなごへの歪んだ異常な精神は、一度お祓いする必要があるな。」
「おっ・・・お祓い・・」
ごくっと息を飲み込むと、
「身体中の毛を剃りおとし、今すぐ滝修行だ。」
「ぎゃぁああああっっ」
鋭く光るカミソリを手にしたキタローに引っ張られながら、助けてぇえと悲鳴をあげられながら連れてかれる結城に、

「おいっ!キタロー!んな時間ねぇーって!!あたしならバスケできりゃなんも問題ねーからっ!!それより早くこれやっちまおーぜ!」

当の本人はもう終わったことの話として、文化祭まで一週間を切っていたので日曜でも教室で集まってみんなの準備をしているとこだった。

「白石と神が許しても俺は許さない…」
ただならぬ怒りと共にキッと鋭い片目で怨念と睨み飛ばすキタローに、
「ごっ・・ごめんなさ…っ」
ガタガタと全身震わせながら正座させられる結城・・・