「あ。マイクさんに湊やん!」
ちょうど学校の前のバス停に停車しているバスから二人が降りてきて静香が指をさす。
「三上や結城は選ばれなかったんだな。」
少しどや顔で駿がいい放つと、
「東京はセンター争いが熾烈やねんな。マイクさんおるし。」
「成瀬、久しぶりだな。」
こちらに気づいたマイクがやってきて同世代の成瀬に握手していて、
「二階堂は初めましてだな。」
「はい!!世田中時代からマイクさんのプレーは凄いいつも勉強させて貰ってました!!」
ピシッ!!と姿勢を正し恐縮しお辞儀をすると、
「なんやなんや、二メートルあったらあんくらい俺にもできるゆーて陰口ばっか叩いとったやないかいっ!!!」
「なにぃ!?」
「ぅおっおいっ…!!こらぁっ!!しっ静香余計なことをっ!!」
「「あははははっ!!」」
それを見て未茉が大笑いしていると、すぐ隣でも同じタイミングで笑う声に顔をあげると、
「……!」
翔真もそれに気づいたのか、こっちを見てクスッと笑い、
「ムッ」と顔をしかめる未茉に
「おはよ。」
体を曲げて顔を覗きこむように優しい目で挨拶をしてくる。
「おはよじゃねーし!!」
口を膨らましてプンッ!!と威嚇する彼女にそっぽ向かれると、
「ざまぁ翔真。」
駿から舌を出して嘲笑われると、
「えっ、なに喧嘩中か?」
マイクも意外そうに二人を見るも、
「ごめんね。」
だがあっさりとまた翔真が謝ってきた。



