「だって未茉ちゃんバスケで有名じゃん!結城からよく聞いてるし、俺明徳のセンセーがやってるInstagramもフォローしてるぜ。」
「あ・・・?」
東京No.2明徳女子バスケ監督★イケメン教師↗️(只今怪我🤕中...慰めて下さい。)
「誰が監督じゃっあのホラ教師めぇ・・・・」
未茉を大々的に載せあたかも自分が指導してるかのように新米斎藤がやってるインスタをスマホで出してくるも、ポイっとそのスマホを投げ捨てる。
「あっ…!」
「わりぃわりぃ、ついな。あたし買い物あって急いでるから結城に伝えとくよ!じゃーなっ!」
駅中のデパートへと急ごうとする未茉に、
「あー、ちょっと待ってよ。」
ガシッと両肩を捕まれ振り返ると、
「俺のスマホ傷ついちゃったじゃん。高いのに。どうしてくれんの?」
「あ?わりぃな。結城に請求しとけよ。」
「お金なんかいらないから、俺らと遊んでよ。」
「離せよ。時間ねーってんだろ!?」
肩に置かれた手を振り払うと、
ーーダンッ!!壁に体を追いやられ逃げさせまいゆっくり顔が近づいてきて、
「優しく言ってるうちにいうこと聞いた方がいいぜ?」
低い声でまるで忠告かのような言い草に、
「お前ら本当に結城の友達かよ?」
「友達だって言ってんじゃん。」
「だったら結城といる時に出直せ。じゃーな。」
顔を見上げ睨みかえし、一瞬の隙をつき男の腕の隙間をくぐり抜け走り出す。



