「へーいっ!!到着っ!!!」
立ちこぎハイスピードで駅のチャリ置き場に到着しデパートに向かうと、
「白石未ー茉ちゃん!」
改札横であぐらをかいてたむろしている派手な髪色の男女数人にニヤニヤしながら見られ、名前を呼ばれ、
「ん?」振り返るも…
「白石未茉ちゃんだろ?」
いきなり制服の人達に取り囲まれ、
「あ?誰だお前ら。」
見覚えのない顔に睨みをきかした。
「そんなー睨まないでよ~俺ら結城のダチだよ!」
「ぅえ!?」
高校にもろくに行ってなさそうなガラ悪そうな連中にそう言われた未茉は、一瞬疑うも足を止めた。
「結城から色々聞いてるよー。今弟が入院してて部活あんま出れずに一人で見舞い行ってるんでしょ?これから行くの?」
「よく知ってんなー。そんなに親しい友達なんだな。」
確かによく知られてるようだから間違いなく友達なんだろ。と話を続けた。
「で、お前らの名前は?よくあたしのこと分かったな。」
未茉の目が友好的になったのに気づき彼らは目配せをした。



