「朝から告白かよ……湊の奴モテすぎだろ。」
「もうすぐ文化祭だから一緒に回りたいからコクる奴多いんだろ。」
小屋を作ってる男子達がぶつぶつ言ってるのを聞いて、
「おらおら僻んでんじゃねーよ!さっさとやるぞっ!なっ?」
男子どもの背中を叩きながら未茉がからかうように笑うと
「なんだよー白石~」
「いじめんなよなぁ~」
「あはははっ!」
ほっこりしたのか男子達もみんなで笑いながら作業を進めた。
「なぁ、白石。」
それを見ていた結城は朝のホームルーム始まるので一旦引き上げるため一緒に片付けながら、
「お前さー、翔真がコクられてんのも気になんねーの?そんな平気な顔してよ。」
「ん?なんだ急に。」
急に不思議なことを隣で言い出す結城に未茉は首を傾げる。
「さっきの女バスの一年の奴らの話もさ、普通なら不安で泣くか翔真を問い詰めるとこだぜ?ま、その資格はお前にないとしてもさ。」
「は?なんで泣かなきゃなんねーんだよ・・・」
「騙されてるとか言われたんだぜ?」
「だって騙されてねーだろ。つーか翔真は嘘つく奴でもあたしを騙すような男でもないだろ?」
「……!」
普通の当たり前の返しをされたのに結城は目を丸くして驚いた。



