「「チアガール!!?」」

次の日の教室で結城と三上は声を揃えて驚くと、


「「ぎゃぁあああっっ!!!」」
真っ白な着物に身を包んだキタローが教室中に盛り塩を置き、お札を貼って強めの結界を結び念じている。
「邪気祓いだ。」
「「うぁぁあああっ!!」」
「キタローのお祓いがはじまったぞおぉお!!」
「呪われる!!」
「逃げろぉぉおっ!!」

(白石を守る…!!!)

入り口では、強い邪気を持つものが教室には入ろうとするものならば、不思議なお経と霊力で電流のようなものが全身に流れ感電し、該当するものは次々と倒れ始める・・・。

「だからこれか・・・。」
教室で倒れる男子達を見て三上はなるほど。と苦笑いを浮かべた・・・。


「見たい・・。見たいが・・・んー。それはダメだな・・・・」
きっと可愛すぎて鼻血ものであろう未茉のチアガール姿を想像するも、外部からのいらぬ奴等に見せると思うと気が気じゃなくなる翔真は、若干体がビリビリしながら机に伏せながら唸ってる。

「おい・・お前の髪、毛先チリチリになってるぞ・・。」
色々と気の毒な翔真を見つめる二人。

「しかしなんでまたチアガール?」
「知らねーよ!!新米が勝手に決めやがってよ!!女子全員大ブーイングなのによー!!!」