値札人間

今日もどんな風にアマネをイジメるのか考えていたそうだ。


今のイツミはそんなことしか考えていない。


「あたしとヤヨイは今度勉強会を開く予定なんだけど、イツミも一緒にどう?」


来るわけがないと思いながらも、声をかける。


以前までのイツミならヤヨイのノートを見れると思って誘いに乗ったかもしれない。


だけど、今のイツミではダメだった。


まるで勉強から遠ざかっているのだから、勉強会なんかに興味が出るわけがなかった。


「んん~、あたしはいいや。それより、面白いことするから見ててね」


イツミはそう言うと、スキップをしながら自分の席へと戻っていったのだった。