値札人間

どれもこれも、ゴウにとって覚えのないものらしい。


本人に聞いてもわからないのだから、あたしがいくら考えても答えは出なさそうだ。


《アンリ:ごめん、なんでもないの》


あたしはゴウへそう送り、お弁当に箸をつけたのだった。