「え?何で知ってるの?」
「村薗さんから聞きましたっ」
塚尾さんが楽しそうな顔をした。
「あたし、てっきり竹本さんは
タクシーで帰ったとばかり
思ってましたけど。
まさか、
佐山さんを誘惑したんですかぁ?」
「え、違うよ……
成り行きで佐山さん家に…」
「ふーん」
塚尾さんは何がそんなに嬉しいのか
くすくすと笑っている。
「あたしも村薗さんと、
楽しかったですよ」
「二次会のこと?」
「ま、二次会もですけど、
言ってるのはその後のことですよ」
「…?」
塚尾さんは手提げ袋から
スマホを取り出した。
「あたし、二次会の後、ホテルで……」
そして、
塚尾さんはそこまで言うと、
スマホの画面を見せ付けた。



