だから、言えない



して欲しかったわけじゃない。

けど、したいって思って欲しかった。

あれ?
私、佐山さんに、
こんなこと思ってる…
私が好きなのは村薗先輩なのに…

「あの、申し訳ないので、
何かお詫びさせてください」

お詫び?と聞き返しながら、
佐山さんは私の髪を手ですいた。

「なんか、絡まってんぞ」
「…すみません」

うん、
ボサボサなのはわかってる。

「それより、お詫び…」
「別にいいって。
お前の下着姿見れただけで、
ラッキーだったしな」

佐山さんが冗談っぽく笑った。

「っ!もう…
忘れてください…
恥ずかしい…。
……じゃあ、
何か欲しいものとかありますか?
今日はちょうどクリスマスなので、
クリスマスプレゼントも兼ねて」