偶然そう聞こえるのか、
こいつがわざと誘ってきてるのか…
いや、でも、こんなに酔ってるし…
家に着いて、
俺は片手で何とかドアを開け、
中へ入ると、
ソファーに竹本を座らせた。
「ふぁー…」
と言って、竹本はそのまま横になった。
「おい、コート脱げ」
「えー?」
えー?じゃねぇよ!
同じ事を言うのも疲れるから、
俺は竹本のコートを
無理矢理脱がせて、
ハンガーにかけた。
「佐山さん、いつでもいいよぅ」
と、言う声が聞こえたから、
振り返ると、
竹本はスカートをみせるように
ゆっくりとまくっていく。
「ちょ、やめろって!」
心臓がドクンといって、
俺はすぐさま目をそらした。



