陽翔side


4時間くらいして、
やっと急患の処置が終わった。


結菜大丈夫かな?
そう思って、結菜の部屋に行く途中
今年の4月からここで研修をしている
坂下君に、声をかけられる。


「お疲れのところすみません、

結菜ちゃんなんですが、熱が出てしまって苦しそうにしていたので、診察しようとしたら拒否されてしまって、布団に潜り込んでしまいました。
今から診てあげてもらえないですか?



何もできなくて本当に申し訳ないです」


「報告してくれてありがとう。

今から向かうところだったしすぐ行く」


俺は結菜の部屋に急いだ。