「偉い、偉い よく頑張った」
微笑んでくれる陽翔……
「また、すぐに見にくるけど、もし副作用がきたらすぐに呼んで。治療、怖いけど頑張ろうな。結菜ならのり越えられるから。」
「………うん、………ありがとう」
「…じゃあ、またあとで」
そう言って、病室を出ていってしまった。
陽翔がいなくなると、一気に不安にかられた。
……やっぱり、副作用も強いのかな
ダメだ、起きていると不安が大きくなるから
少し寝よう。
どうか、副作用きませんように
そう思い目を閉じる。
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