全部話終えると
陽翔は私の目をまっすぐにみて


「…そっか 、結菜は真面目だから
いろいろ考えて悩んでいるんだと
思うけど、結菜がその時やりたいことをすれば良いと思う 。

でも、病気が完治するまでは
前、あんなこともあったし、無理して学校に行かないでほしい…」


やっぱり、この前プールに入って、
それが原因で死にかけたみたいなことになってしまったから、学校のことは許可してもらえなかった………

…高校は諦めるしかないのか


そう落ち込んでいると
抱きしめられる。

「不安だとは思うけど…病気が治ってからゆっくり考えて…
大丈夫、結菜のことは俺が一生守るから」


まだ何も決められてないけど、
陽翔にそう言われると安心できる。

やっぱり………陽翔の言葉は魔法みたいだね。