「美味い
陽翔って料理上手」

結菜の口に合うかわからなかったから
少し安心した。

「ありがとう。
無理しない程度にたくさん食べな」


それから、いろいろ楽しい話をしながら夕飯を食べた。

病院では治療中、全然食べられなかった結菜だけど完食してくれて良かった。

細すぎて見てて心配だからな



「おいしかったね。
ごちそうさま」

そう言って、食べ終わった食器を運んで洗おうとしてくれている…

そばにいてくれるだけで嬉しいから
気を使わなくも良いのに…


「結菜、ありがとう。
でも、俺やっとくから、ゆっくり
休んでて」

「大丈夫だから…このくらいやらせてよ」


「ありがとうな」


すでに洗いはじめているし…
台所は結菜にまかせてお風呂を入れてこよう。