「結菜、起きて ご飯できたよ」 そっと、結菜の肩をゆすると 「………ごめん、すごい寝てた」 寝起きのトロンとした目で、 俺の事を見ながらそう言ってきた。 「全然大丈夫だよ あそこの部屋行こう」 キッチンから1番近い 料理が置いてある部屋を指す。 「うんっ」 結菜は嬉しそうに、走って部屋にいく 「わぁー、美味しそう」 食卓の椅子に座ると目を輝かせながらそう言う 「じゃあ、食べよっか」 「うんっ、いただきます」