「結菜ちゃん 大丈夫? 」 こんな状態だから、遠くには行けて無くて、すぐに見つかって良かったけど、結菜ちゃんは意識を無くして倒れていた。 熱は高いし、点滴が抜かれたところからはまだ血が止まっていないから早く処置をしないと。 「すみませんっ 安藤 結菜ちゃん 熱が高くて、出血が止まらない状態です。 今から処置室に連れて行くので準備お願いします」 医療用の電話で、そう言ってから 結菜ちゃんを抱っこして処置室まで急ぐ。 処置室に着くとすでに準備されていたので、止血と、解熱剤の点滴を打った。