「…よしよし、えらいよ。 でも、まだ朝早いから寝る?」 「…うん」 ベッドの上に寝かせて、結菜の目元に 手を置きながら、そっとお腹をポンポンする。 「…おやすみ」 そうささやいたときには結菜は スヤスヤ眠っていた。 結菜が寝ているうちに何か買ってこよう。 まだ勤務時間前だったので、 病院の近くのスーパーに行ってミネラルの多い果物などを買った。