そう思っていたけど、
3時間たっても4時間たっても
陽翔は来なかった。


どうしたんだろう……?

忙しいのかな………?

と思う気持ちと


あんなことしたから


怒っているのかな………?

嫌われちゃったのかな………?

という気持ちが混ざる。



――ガラッ
ドアが開き看護師の夏菜さんが入ってきた。

「……夏菜さん、陽翔は?」

ついに、不安が大きくなってしまって
忙しいそうにしていたけど、さっきから頻繁に様子を見にきてくれた、夏菜さんに聞いてしまった。