「花梨。俺、購買行ってくるけど。花梨は今日何飲む?」
昼休みになった途端、いつものように暁斗が話しかけてきた。
最近、暁斗が購買に行くついでについでに、私の分の飲み物まで買ってきてくれる。
「いつもありがとう、暁斗。私は今日もいちご牛乳がいいな」
「了解。……それにしても、昼飯にいちご牛乳か」
「えっ。なんかおかしいかな?」
「いや、飯に甘い飲み物って合わなくね?と思って。花梨いつも飲んでるけどさ」
「えー! だっておいしいんだもん。いいじゃない、好きなんだからー!」
言われてみれば、確かにお弁当といちご牛乳は合わないような気もする。
だけどあの甘くて優しい味が大好物なので、私には外せない。
もはや合う・合わないは、あまり問題じゃないんだ。
いちご牛乳への愛を主張した私を見て、暁斗は小さく笑った。
なんだか「微笑ましいなあ」とでも言われているような気がした。
「はいはい。じゃあ姫の要望通り買ってくるわ」
「う、うん。お願いね」
いきなり姫なんて言われて、少し戸惑ってしまう。
以前はとてもドライだった暁斗。
昼休みになった途端、いつものように暁斗が話しかけてきた。
最近、暁斗が購買に行くついでについでに、私の分の飲み物まで買ってきてくれる。
「いつもありがとう、暁斗。私は今日もいちご牛乳がいいな」
「了解。……それにしても、昼飯にいちご牛乳か」
「えっ。なんかおかしいかな?」
「いや、飯に甘い飲み物って合わなくね?と思って。花梨いつも飲んでるけどさ」
「えー! だっておいしいんだもん。いいじゃない、好きなんだからー!」
言われてみれば、確かにお弁当といちご牛乳は合わないような気もする。
だけどあの甘くて優しい味が大好物なので、私には外せない。
もはや合う・合わないは、あまり問題じゃないんだ。
いちご牛乳への愛を主張した私を見て、暁斗は小さく笑った。
なんだか「微笑ましいなあ」とでも言われているような気がした。
「はいはい。じゃあ姫の要望通り買ってくるわ」
「う、うん。お願いね」
いきなり姫なんて言われて、少し戸惑ってしまう。
以前はとてもドライだった暁斗。